みんなで学ぼう水防災

 久慈川・那珂川流域に大きな被害をもたらした昭和61年8月洪水を振り返るとともに、水防災への意識向上を目的とした「みんなで学ぼう水防災~久慈川・那珂川昭和61年8月洪水から30年~」が2016年12月17日、常陸太田市稲木町の市総合福祉会館で開かれ、市民ら約100名が参加しました。

 水防災講座では、茨城大学人文学部教授伊藤哲司氏、国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所調査第一課長和田紘希氏、茨城県土木部河川課課長補佐矢作浩司氏の3名が講師となり、過去の水害や治水対策、防災などについて解説しました。防災ゲーム「クロスロード」体験では、伊藤教授のご指導のもと、問題を解きながら災害発生時の対応を考え、ディスカッションを行いました。また、会場ではパネル展や降雨体験車による豪雨体験なども催され、来場者でにぎわいました。

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●主催/国土交通省関東地方整備局常陸河川国道事務所
●共催/茨城県、茨城新聞社
●協力/常陸太田市、久慈川・那珂川流域における減災対策協議会、茨城大学地球変動適応科学研究機関(ICAS)